続いて塩田平の中心的な寺院である前山寺(ぜんさんじ)に到着。
真言宗智山派の寺院、山号は独鈷山。
質素ながら茅葺の薬医門。ダウン
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有名な三重塔(重文)は「未完成の完成の塔」として知られる。ダウン
三間三重で高さは19,5m、屋根は栃葺き。  

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随分とぶ厚い茅葺本堂が印象的。ダウン
屋根の前面に「本」の字が見える。
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庫裏に入って名物である「クルミおはぎ」を頂く。
この書院から塩田平の景色も良かった。ダウン
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次に龍光院はパスして中禅寺に行く。
この辺りの道をY夫妻と歩いた記憶が蘇り、車窓より懐かしく眺める。
写真はひなびた仁王門。ダウン
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真言宗智山派の寺院、山号は龍王山。天長年間(82434)に空海が雨乞いのため草庵を結んだのが始まりとされる。
重文指定の薬師堂は方三間宝形造で、屋根は切り口が分厚い茅葺。ダウン
鎌倉時代初期に阿弥陀堂形式で建造され中部地方で一番古いお堂である。
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前回の時は台風が来るというので扉が閉まっていたが、この日は中を覗くことができた。
須弥壇の上に薬師如来(重文)と、手無し神将が一体のみ安置されていた。左下矢印
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自然と一体になった庭園。ダウン
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なお訪ねた上田城・寺院等はすべて三年前のブログに載せているので詳細は省略。
(参照、北陸信濃編 2013118日~15)