香取神社は空地にポツンと建っており宝暦年間(175164)に勧請された。
祭神は経津主命で大日留女尊を合祀している。ダウン
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さらに北にと歩き車の往来が激しい大通りを左折すると、まもなく左手の草叢の中に石柱と墓が見えてくるが、ここが永仙院跡である。ダウン
観光案内所で勧められたのでわざわざ来たのだが、あまりの素朴さに驚く。
寺跡などの面影は全くなく、歴代住職の墓などが忘れ去られたように残っていた。
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隅に「さんの墓」があり、説明版がある。
赤穂浪士の一人、吉田忠左衛門の娘「さん」は姫路藩本多家の家臣に嫁ぎ、主君の古河転封と共に移り住み、永仙院に葬られたという。
向かって右が「さん」の墓、左が夫の墓。ダウン
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ようやく一向寺に到着。
石柱門から両側に樹木が並ぶ長い参道が続く。ダウン
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参道の途中に榎の大木。ダウン
樹齢350年とか。
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写真は山門。ダウン
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山門を入るとすぐ右手に十九夜石塔がある。
舟形光背に如意輪観音坐像が刻まれている。ダウン
1695年造と古いが、風雨にさらされながらも見事に原型をとどめている。
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時宗の寺院、山号は蓮池山。
1276年に一向上人俊聖が開山。
写真は本堂。ダウン
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