古河公方公園の弁財天池から小高い丘を登ると虚空蔵堂に出た。ダウン
イメージ 1
 
その参道横から、崩れかかった石段を上ると浅間神社が祀られていた。左下矢印
イメージ 2
 
さらに虚空堂から道に出たところに子安地蔵が祀られている。ダウン
祀られている子安地蔵像は県重文だが、内部は見えない。
イメージ 3
 
一旦公園を出て、沿った道を北にと歩いてゆくと古河総合公園(古河公方公園)への石柱門が立っていたがここから入る人はほとんどいない様子。左下矢印
イメージ 4
 
私はここから再度公園内に入り、地図に出ている徳源院跡を探す。
徳源院は古河公方五代足利義氏の娘氏女の院号である。
丘の周囲一面が桃林と草叢になっており、その中に徳源院の痕跡としてわずかに義氏・氏女、義親の墓が残るのみ。ダウン
この桃林は1633年に古河藩主となった土井利勝が始めたとされる。
花桃が満開の頃はさぞ美しいことであろう。
イメージ 5
 
桃林の丘を下ると大賀蓮池が広がる。ダウン
イメージ 6
 
実に広い公園であり、管理棟辺りは沢山の家族連れで大変な賑わいであったが、この辺りではあまり人を見かけなかった。ダウン
イメージ 7
 
橋を渡って花菖蒲田から出て、公園を後にして北にと歩いて行き鳳桐寺、香取神社、永仙寺跡を訪ねながら一向寺を目指すことに。
 
鳳桐寺(ほうとうじ)は周囲を畑に囲まれた中に石柱門と参道が続く。ダウン
イメージ 8
 
日蓮宗の寺院。
足利成氏が鎌倉に創建し、1455年に成氏と共に古河に移ってきた。
珍しい寺名だが、境内の桐の老木に鳳凰が止まったことによるとの伝。
写真は本堂。ダウン
イメージ 9