頼政神社入り口を後にして江戸町通りを東方向、つまり古河駅に向かって歩いて行くと歴史博物館入り口交差点に出た。その左手奥に正定寺(しょうじょうじ)の広い境内がある。ダウン
境内は3700㎡あり、1633年に家康・秀忠、家光の三代に仕えた土井利勝(大老)が開基。
土井家歴代の菩提寺でもある。
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正面の赤門1775年に八代土井利里が建立した四脚門。ダウン
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本堂1832年に土井利位によって再建された。ダウン
浄土宗の寺院、山号は證誠山で、別名利勝山とも呼ばれる。
入母屋造で桁行8間。
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本堂横に法然上人と土井利勝像ダウンが並ぶ。
その右横に侍従樅碑が立つ。
土井利勝の生涯にわたる履歴が刻まれた石碑。
利勝は幕府の初代大老を務め、16万石の古河城主であった。
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さらに右に稲荷堂、芭蕉塚、弁天堂が建っている。
弁天堂には春日局が家光から拝領し堀田正俊が譲り受けたとされる開運弁女天が祀られている。ダウン
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写真は鐘楼。ダウン
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本堂の左から裏にかけて広大な墓地が広がり、その一番奥に塀に囲まれて土井家墓所がある。
中央に土井利勝夫妻の墓。左が利勝の墓。ダウン
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また墓地の一角にお楽の墓がひっそりとある。ダウン
お楽は徳川家綱の生母である。
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境内の東側に黒門が建っている。ダウン
旧土井家江戸屋敷表門であった薬医門を移築したもの。
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