渡良瀬川に架かる三国橋の手前左手の小高い丘の上に頼政神社がある。
源三位頼政が祀られているが、こんなに離れた古河に祀られているのが不思議であり、頼政と古河との関係が不明であった。
1180年に宇治にて平家と戦い敗れ自刃した源頼政の首を従者が持って逃れ、古河に葬ったと伝わる。
入り口は狭く細い石段の参道が続く。ダウン
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写真は参道。ダウン
手水鉢、灯籠二対、狛犬一対は1696年造。
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創建は1677年、または1696年とも言われ、土井利益が城内鎮護のため祀った。
元は古河城の南端の曲輪にあったが、渡良瀬川の河川改修に伴って大正元年に、ここ旧古河城最北端の観音寺曲輪の土塁の上に祀られている。
社殿は歴史の古さと由緒のわりには質素かつ新しい。ダウン
境内社として八幡宮、大鳥神社。
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質素な社殿。ダウン
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社殿の一番左に水神社が祀られている。ダウン
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その左からの石段を下りると、これが水神社の参道であり鳥居が立っている。
水神社の鳥居と社には青のペンキが塗ってあった。ダウン
渡良瀬川の洪水で苦労させられた地元の人々の水への感謝の想いが伝わってくる。
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