雀神社を出て渡良瀬川の土手に沿った道を南にと歩いて永井寺、頼政神社を目指す。
途中に生垣の続く風情ある屋敷が眼に入った。武家屋敷跡なのであろうか。
中に入ると広い庭園が広がっていたが、建っている民家には表札がかかっていたので静かに立ち去る。ダウン
イメージ 1
 
訪ねた永井寺(えいせいじ)は渡良瀬川の土手近くにあり、塀や門などは何も無く実に開放的な境内である。

 写真は参道から本堂へ。ダウン

イメージ 2
 
1626年に古河城主永井直勝が開基し、永井家の菩提寺である。
曹洞宗の寺院、山号は龍渓山。
写真は本堂。ダウン
イメージ 3
 
墓地の一角に永井家墓所がある。ダウン
初代直勝の墳墓と宝篋印塔、二代・三代の供養塔と、林羅山撰文の直勝顕彰碑が立っている。
この宝篋印塔は日光東照宮を向いて立っているとのこと。
また埋蔵金伝説も伝わる。
イメージ 4
 
また小山霞外の墓もあった。ダウン
幕末に活躍した書家であり、先ほど見た日光街道道標も彼の揮毫。
イメージ 5
 
庫裡は樹木の中の道の奥に建っている。ダウン
イメージ 6