さらに北に歩くと正麟寺(しょうりんじ)に出た。
石柱門の先に山門が建っている。ダウン
曹洞宗の寺院、山号は麒翁山。
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石畳が続く先に昭和8年築の本堂が建っている。ダウン
安土桃山時代に古河城主小笠原家によって開基(15901601)
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広い墓地の一角に鷹見泉石の墓がある。ダウン
泉石は1785年に古河の生れで古河藩主土井利位(幕府老中)に仕えて家老として活躍。
土井利位が大阪城代の時、大塩平八郎の乱の鎮定に功績があったという。
また蘭学者であり地理学者としても著名である。
なお土井利位は雪の結晶を描いた「雪華図説」を刊行したことでも知られる。
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さらに古河市内の一番北に位置する本成寺を訪ねる。
周囲を長い塀で囲ったかなりの大寺であるが、何故か古河市観光地図には載っていない。
山門は赤門。ダウン
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鐘楼はがっしりとした造り。ダウン
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写真は彩色された本堂ダウン
日蓮宗の寺院、山号は長久山。
1314年に鎌倉で開基された。
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写真は鬼子母神堂瘡守稲荷社ダウン
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墓地に法清院殿の立派な墓がある。ダウン
古河藩主土井家の五代藩主で中興の名君の誉高い土井利益の生母であり、利益が母の供養ため建立した。
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本堂左手には立派な客殿まで建っている。ダウン
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