11日は高崎駅から上信電鉄に乗って約40分で上州富岡駅に到着。
富岡と言えばすぐ世界遺産富岡製糸場を連想される方が多いことと思うが、私の目的は妙義神社と上野国一の宮貫前神社である。
妙義神社に行くには信越本線松井田駅から8Km歩いて行くしかないと思っていたが、富岡駅から乗合タクシーなるものが走っていることを知り、富岡駅に下車した次第。
富岡駅前は静かな佇まいで乗降客も少なくいささか拍子抜けするが、後で製糸工場近くの賑やかさを見てうんざりすることになる。

駅前から乗合タクシーに乗るが、小型マイクロバスといったところ。
市民の足として大いに活用されていると思ったが、乗客は私一人であり約40650円で妙義神社に到着。
写真は大鳥居と妙義山。ダウン
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写真は妙義山と大の字。ダウン
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奇妙な形の妙義山をバックに緩やかな参道を登って行く。
奇岩と怪石で名高い妙義山の主峰白雲山の山麓にある。
参道の桜は満開を少し過ぎたところ。ダウン
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惣門に到着。
三間二間の単層切妻造りで1773年築であり、重文指定されている。
もとは石塔寺の仁王門であったものを移築した。ダウン
枝垂桜も良く似合う。
傍らにはタブの大木。
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さらに右手には10mを越える石垣が聳えており、その上に御殿が立っているが、帰りに立ち寄ることにする。
この石垣は江戸時代半ばに妙義山産の安山岩を用いて築かれている。ダウン
この日は帰りの乗合バスの時間まで40分しかないため、取りあえず一番奥の本殿を目指して登り、帰りにゆっくり見学しながら降りて行くことにする。
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数段の石段を二回登ると青銅の鳥居ダウンと灯籠(写真上)が立っている。
鳥居の神額裏には1668年書とあり、灯籠には1864年造の銘がある。
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青銅鳥居の横に波己曾社(はこそしゃ)が建っている。
本殿・幣殿・拝殿からなり、旧本社であったと伝わり1656年築とされる。
最近失われていた幣殿を細くして移築大修理して建立当時の姿に復元されたという。
やはり黒漆塗りで繊細な彫刻類も見映えする。ダウン
 
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ここから太鼓石橋を渡って165段の急石段が待っている。ダウン
急ぎ足のため横道から続く、曲がりくねった緩やかな石段を登って行くことにした。
随分と参拝客の多いのにびっくりする。
また帰りのバスの時間を気にしての急ぎ足のため、僅か10分で登りきる。
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途中にある石灯篭群。ダウン
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