1月26日に京都、大阪の寺社巡りのあと、神戸の義母宅に立ち寄るスケジュールで出かけてきた。
26日、新幹線の車窓から米原駅周辺の雪景色を見ながら京都駅に着いたのが12時過ぎ。
心配していた雪は全くなく、雨にも会わず、また思ったよりも寒くないので一安心。
今回は「冬の旅 未公開文化財の特別公開」のうち、相国寺、大徳寺を巡ることにしてスタート。
近鉄地下街で昼食のあと、地下鉄今出川駅で下車。
同志社大学キャンパスを横に見ながら相国寺に。
相国寺は今まで何度も訪ねており、特別拝観も二度目である。
また有名寺でもあり説明は簡単にした。
まずは総門から入る。
写真は総門と左は勅使門。
臨済宗相国寺派大本山であり1392年に足利義満が後小松天皇の勅命により創建し夢窓礎石を開山とし、京都五山の第二位。
広い境内の中、真っ直ぐに参道が続き左手に放生池。
正面に建つのは法堂。
無畏堂とも呼ばれ仏殿を兼ねている。
豊臣秀頼に寄って1605年に再建され重文。
法堂内の天井画の蟠龍図は狩野光信作。
二度ばかり見ているので案内説明はパス。
さらに鐘楼が建っている。
洪音楼とも呼ばれ1843年の再建。
写真は宗旦稲荷神社。
庫裡の大きな破風や壁面が実に美しく香積院とも呼ばれる。
庫裡は1807年の再建。
特別拝観の法堂を巡ってから方丈に。
方丈は1807年の再建。
方丈庭園は白砂の平庭と唐門。
奥に見えるのは法堂。
写真は杉戸絵の白象図(複製)。
方丈北庭は深山幽谷を模した枯山水庭園。
写真は方丈内の坪庭。
日本的美の極致。