長命寺は西武池袋線練馬高野台駅から程近くにある。
山号である東高野山の字のごとく、江戸時代は東の高野山として多くの人の信仰を集めた寺院である。
南に門を開く仁王門は南大門である。ダウン
昭和56年築で四天王を安置している。
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写真は広目天。ダウン
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仁王門を入るとすぐ右手に鐘楼があり江戸時代の築。
周囲を十三石佛が取り囲む。ダウン
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その横の駐車場の入り口にポツンと小ぶりの仁王門が建っている。ダウン
旧南大門であったのであろうか。
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広い境内の真正面に建つのが本堂(金堂)ダウン
昭和37年築で不動明王像を安置。
真言宗豊山派の寺院、山号は東高野山。
1613年に後北条の一族の増島重俊が創建し、江戸時代は95斗の朱印寺であった。
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変わったお堂が眼に入るが木遣地蔵堂とある。
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本堂から左手に入って行くと観音堂が建っており十一面観音像を安置。左下矢印
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さらに境内の西側に高野山の地勢を模して奥の院が広がり、これが東高野山と呼ばれるようになった所以である。
御廟橋から奥の院である大師堂に向かって、沢山の供養塔、灯篭、六地蔵、宝篋印塔、五百羅漢、水盤などがびっしりと並んでいる。ダウン
1652年に家光の一周忌を追悼して安置されたとのこと。
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その参道に姿見の井戸がある。ダウン
長命寺は江戸府内17番の大師霊場であり、四国17番の井戸寺と関係が深く、昔からこの井戸の水に顔が映れば長生きすると言われてきた。
過日訪ねた徳島の井戸寺の井戸を思い出した。
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大師堂の裏側にも五百羅漢などの石仏などがびっしりと並んでいた。左下矢印
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本堂前から東に向かってゆくと東参道に出た。ダウン
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