折角、高坂まで来たのだから周辺の寺社巡りをしてみることに。
高坂駅西口の近代的な街並みから、東口に廻ると風景は一変して商店などはほとんどなく田畑の中に新興住宅が点在している。
その中を歩いてまずは高済寺を目指す。
山門に続く塀が少しあるだけで開放的な境内の入り口に山門が建っている。
門前に庚申塔。ダウン
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写真は本堂。ダウン
曹洞宗の寺院、山号は大渓山。
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帰ってから調べると、この地には高坂館(高坂城址)があったところであった。
14世紀高坂刑部太輔が築城した。1512年に北条氏が松山城を攻める際に北条氏政がここに陣を構えたその土塁跡が残る。
本堂の左に城山稲荷があり、その奥に僅かに土塁跡が認められる。ダウン
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江戸期に入り家康より3000石を与えられた加賀爪政尚の居城となったが三代続いた1681年に領地没収となった。
墓地の中に加賀爪一族の五輪塔があるとのことであった。
写真は六地蔵。ダウン
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南に向かって歩いて行くと東光院に出た。
天台宗の寺院、山号は法光山。
山門や塀などは全くない中に本堂。ダウン
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周囲を墓地に囲まれて観音堂が建っていた。ダウン
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