正法寺に来る時はバス停から近道に当たる裏口から入ったので、帰りは参道にと石段を下りて行く。
両側には紫陽花が植えられ、その季節には美しいとのこと。
写真は仁王門から観音堂にと続く石段。ダウン
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石段を降りたところに仁王門が建っている。
仁王像は運慶作とのことだが、ガラス張りにしてあるので光が反射して写真が撮りにくい。ダウン
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その右手に建っているのは随分と簡素な造りの本堂である。ダウン
創建は718年だが、1574年に源頼朝の命により比企能員が中興開山させた。
江戸期には25石の朱印寺。
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山門前より一直線に石畳の道が伸びており、かっての門前町の名残りを残している。ダウン
往時はその両側に三十六坊が並び、参拝者だけでなく沢山の修験者が訪れて、多くの旅館や商店が店を連ねていたという。
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参道途中にある熊野神社。ダウン
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参道に僅かに残った塔頭は正存院、正学院。
いずれもただお堂のみを残しているだけである。
写真は正存院。ダウン
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写真は正学院。ダウン
途中、近くの工事で見えていた方とすれ違ったが、この参道には一軒もお店が無いとぼやかれていた。
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参道入り口の橋を渡ったその先に弁天沼があり弁財天が祀られていた。左下矢印
結構大きな沼でありその昔、坂上田村麻呂が岩殿山に棲む悪龍を退治して首を埋めたここに弁天沼が出来、蛙が住みつかないので「鳴かずの池」と呼ばれている由。
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のどかな田園風景の中を歩いて物見山登山入口バス停に出て、高坂駅に戻る。
駅前のケンタッキーで昼食、お客が少なくのんびりしていた。
写真は近代的な高坂駅舎。ダウン
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