鏡忍寺を出て、東に向かって歩き外房線の踏切を越えたところに、樹木の生い茂る境内が広がっているのが永明寺の境内である。
浜に近いため砂地であり、松が多い。
写真の向唐門は切妻造茅葺の一間一戸。ダウン
天井は輪垂木を配した化粧屋根で1812年に移築。
庵の門のような簡素であるが、趣がある。
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曹洞宗の寺院、山号は慧日山。
1279年に東条景信が南明寺として創立し、1613年に永明寺と改称。
写真は本堂。ダウン
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本堂続きのお堂は観音堂であろうか。ダウン
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写真は鐘楼。右下矢印
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さらに安房鴨川駅にと歩いて行くと龍性院の竜宮門がもんを開く。ダウン
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真言宗智山派の寺院、山号は飛梅山。本尊は大日如来。
山号は源頼朝がここに立ち寄り梅の枝を刺して吉報を待ったという言い伝えから由来する。
写真は本堂。ダウン
本堂向拝の龍の彫刻(上段)は後藤利兵衛橘義光の1868年作。
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この日は最近では珍しくそんなに気温が上がらず、また幸いにも雨に出会わず快適な寺社巡りであった。
気持ちが良いので新宿まで足を伸ばして、「砂々良」で美味しいお酒を飲み酩酊する。