177号線との三叉路の信号を越えた先に目指す妙覚寺総門が建っている。
古刹の風格を感じさせる。ダウン
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総門を入ると参道が続くが、その参道をJR外房線の線路が横切っていた。
電車が走る時の写真を撮りたいが、電車の本数も少ないしまた時間もないので諦める。ダウン
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その踏切の先に堂々たる山門が建っている。ダウン
1839年築で、三間一戸の入母屋造の楼門。
懸魚に孔雀の彫り物など。
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本堂1817年築。ダウン
日蓮宗の寺院で、山号は広栄山。
興津城主佐久間重貞の招きで日蓮がやってきて持仏堂で10日間の説法を行った。
感動した佐久間重貞はその持仏堂を寄進して寺としたのが始まりであり、1264年の創建。
日蓮の最初の開山寺で同宗の4本山の一つであった。
境内は佐久間重貞の館跡と言われ13000坪もあったという。
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本堂前に仙台藩の船を繋いだ石柱が繋船柱碑として保存されている。ダウン
石柱は石巻産の粘板岩。
江戸時代、興津は東北と江戸の東廻り航路の中継港として繁栄していたことが覗える。
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本堂の左右にお堂が二つ並んで建っている。
何の説明板もないので、私なりに番神堂と祖師堂ではないかと思うが。
間違っていたら教えてください。
写真は本堂右手の祖師堂か。「妙覚殿」の扁額。ダウン
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写真は本堂左手の番神堂か。ダウン
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写真は鐘楼。ダウン
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境内の一番東に庫裡が建っている。ダウン
境内のあちこちに植えられている百日紅の花が満開であった。
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