「松の家」からまっすぐ北東にと道が続き、遠く正面に山門が見える。
突当りの寺は覚翁寺であった。
質素な山門に続いている塀には風流な花頭窓が並ぶ。ダウン
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境内は小高い丘をバックに、芝生と蘇鉄が植えられて庭園風に設えてある。右下矢印
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写真は本堂。ダウン
この辺りには珍しい浄土宗の寺院、山号は出木山。
1635年に植村家三代泰朝が創建。
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本堂は開けっ放しになっているので中に入って波の伊八の欄間彫刻を拝見する。右下矢印
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写真は鐘楼。右下矢印
組み物、彫り物が精巧。
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本堂の右手高台は植村家墓所になっており宝篋印塔が並ぶ。ダウン
天正18年に植村泰忠は家康より3000石で勝浦城主を拝命し、その後五代160年余り城主を務め、領地は一万石になった。
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急ぎ勝浦駅にと戻る。
朝市が開催されていないので、お土産屋さんがほとんどないのは寂しい。
駅前にあるお店で海産物を買って、帰途に着く。
この日は暑さで三度も汗びっしょりとなった。
やはり猛暑の中の寺社巡りは避けるべきであったと反省しきり。