安房天津駅から20分余り電車に乗って勝浦駅に到着。
今回の寺社巡りの最後は勝浦市の寺社巡りとする。
勝浦には現役時代、美味しい魚料理と朝市目当てに数回来たことはあるが、寺社を巡るのは初めてである。
ただこの日は暑さでへばり気味であり、駅近くの寺社巡りのみとする。
まず墨名交差点近くの喫茶店に入り、遅い昼食を簡単に済ませる。
交差点から真っ直ぐ南に歩き、朝市を通り越した突当りにある遠見岬神社に向かう。
しかし着いた遠見岬神社は石段を工事中で残念ながら通行禁止になっていた。右下矢印
祭神は天富命で、毎年2月下旬にはこの石段に雛人形が並び賑わうとのこと。
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神社の右隣に崖をバックに安立寺、本朝寺の境内が並ぶ。
安立寺の境内は狭いが築地塀が目を惹く。ダウン
日蓮宗の寺院、山号は正福山。
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本朝寺の境内はもっと狭く本堂は横向きに建っている。ダウン
やはり日蓮宗の寺院、山号は勝栄山。
この日この界隈で正装した住職を二、三人見かけたが、お盆のかき入れ時なのであろう。
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神社の左隣には少し広い境内を持つ本行寺がある。
石柱門からは細い参道が続く。
その参道の先に立派な本堂と釈迦堂が並んで建っているのにびっくり。
日蓮宗の寺院、山号は長寿山。
創建は不明なれど1339年に真言宗から日蓮宗に改宗。
写真は本堂。ダウン
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写真は本堂向拝の彫り物。ダウン
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釈迦堂は寛政5年(1723)の五十座に際して池上本門寺から日蓮の歯骨を分与された時に建てられた。ダウン
亀腹基壇の上に建つ三間堂で重層宝形造、屋根に擬宝珠が乗る。
重層の釈迦堂は日蓮宗では珍しいとのこと。
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その歯骨を分与された記念碑(一番右前)ダウン、芭蕉が御会式で詠んだ句碑などが並ぶ。
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