本堂右手前には平成7年築の鐘楼。ダウン
梵鐘は1392年銘。
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さらに境内右に重厚な茅葺中門が建っている。ダウン
1647年築で1837年に改築された一間一戸の四足門。
左右に袖板をつけ正面右側のみ通路用の小さな扉を持つ。
その奥に宝物殿、本院があるが現在工事中で入れない。
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中門脇から細い石段が通じており登って行くと稲荷が祀られていた。左下矢印
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今度は本堂の左から回廊を潜ると、凡血の笹と説明版が立っていた。
日蓮が修行の後に血を吐きそれが笹の葉に飛び散りそれ以降、葉に斑点が残ったと伝わる。ダウン
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その笹の横から山道が続いており、本堂裏の高台に石造宝篋印塔がある。
応永12(1407)銘。ダウン
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さらに妙見の幟につられて坂道を登って行くが、九十九折の急な山道はどこまでも続いている。
途中に妙な形の杉の木。ダウン
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この山道はさらに続いており、暑さもあり止めようかと思ったが、結局登って行くことにした。
この山は妙見山で、その頂上近くにまず髪塚、そして妙見宮がある。
ようやく見えてきた髪塚は八面石幢で1424年に立てられた。
当寺で得度した僧の髪を納めたことから髪塚と呼ばれている。ダウン
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頂上に祀られている妙見宮は当山根本鎮守であり奥の院とも呼ばれる。
開運招福海上安全の御利益があり多くの信仰を集めているというが、実に質素な建物。ダウン
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この山道を頂上まで登ったため、この日二度目の全身汗びっしょりとなる。