華蔵寺境内の一番奥にある経蔵の右手から細い山道が続き、登ってゆくと花岳寺の境内に出た。
花岳寺1347年に実相寺(後ほど訪ねた)から仏海禅師が入山して開山、東条吉良家の菩提寺として保護を受けた。
吉良家の本家は断絶したが、分家(東條吉良)が栄えて今日まで続いているという。
江戸期には家康より36石を寄進された。
写真は境内。ダウン
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本堂(国登録)1684年に再建され、江戸時代の禅宗の方丈形式を良く伝えているとのこと。ダウン
臨済宗妙心寺派の寺院、山号は祥雲山。
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境内には東条吉良家の祖とされる吉良尊義ほかの墓がある。
写真は一段高いところに開山仏海禅師、吉良満義ほかの墓が無造作に集められていた。ダウン
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写真は薬師堂。ダウン
花岳寺の前身である金星山当時の奥の院であった。
薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将を安置。
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三河に於ける孟宗竹の元祖だと言われる竹林。ダウン
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村上鬼城の句碑がある。
「行春や憎まれながら300年」ダウン
鬼城が大正7年に当寺に詣でた折、名君でありながら世間では憎まれ続けている吉良上野介を憐れんで作った。
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