翌日は朝食後、泊り組の三人で車に乗って銚子犬吠埼灯台に行く。
この景色を見るのも20年ぶりである。
ここには義経伝説が残る。
奥州に逃れる途中に銚子に立ち寄った義経はその愛犬を残して立ち去った。
残された愛犬は主人を慕い七日七晩岩頭で吠え続けたことから犬吠岬と名付けられたという。
写真は燈台。ダウン
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犬吠岬を形成している岩石は中生代白亜紀層に属していることから、約7000万年~一億年以上の風雪に耐えてきたことになる。
写真は燈台のある台地からの眺め。ダウン
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銚子に戻る途中、車窓から大きな堂宇が見えたので訪ねると、満願寺であった。
すべて鉄筋造りのド派手な建物に、ありとあらゆる仏像・神様が祀ってあり、悩める人にはなんでもござれのオールスターキャストに口アングリ。
しかしここまで徹底すると俗物を通り越して、妙に感心してしまった。
写真は山門。ダウン
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大師堂は一番古い堂宇に見える。ダウン
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中門と奥の塔は本堂。ダウン
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写真は本堂。ダウン
本堂は宝塔様式金色舞台造りの二層のさざえ堂。
また前面に七観音石仏が取り巻く。
昭和51年開創と新しい。
真言宗単立寺院、山号は補陀落山。
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他に文殊堂、不動堂、鎮守堂、十三石重塔、薬師堂、ウスマサ明王堂、お砂踏み場、四国霊場満願堂などがあり、さらには本坊、茶室、地下大浴場などが所狭しと建っている。
写真は境内。ダウン
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銚子漁港に立ち寄って、魚定食を食べ、お土産の海産物を買ってから帰途に着く。