閑話休題
三田市の寺社巡りの後、有馬温泉で義母の99歳のお祝い会。
翌日は一人で名古屋に途中下車して寺社巡りをした。
帰京してから65日に異業種会で佐原・銚子を訪ねたのでこの紀行を先にして、その後に愛知県(名古屋)の寺社巡りを記したい。
 
千葉在任中に作った異業種会もOB会に衣替えしてかれこれ19年になる。
思えばよく続いてきたものだと感心する。
健康上の理由、田舎への引っ越し、死亡などにより、会員数は毎年減り続けているが、年二回の例会にはまだ810名位の出席者がある。
今回は65日に有志5名で、佐原市の「あやめ祭り」の時期に古い町並み散策を兼ねて出かけてきた。
佐原駅前に13時集合で駅前からシャトルバスに乗って水生植物園に。
 
時間の関係でこの日は「十二橋舟めぐり」に乗ることにした。ダウン
カスリのモンペ姿の女船頭さんの操るサッパ舟で約50分の舟遊びである。
船頭は随分と年齢が高い方ばかりであるが、今の若い娘は船頭をやりたがらないとのことである。
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広い与田浦から乗船しやがて細い新左エ門川水路に入り、ここから十二橋の下を舟はゆっくりと進んでゆく。
写真は川辺の風景。ダウン
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古くは佐原と潮来を結ぶ重要な連絡水路であり、その水路に架かる木の橋が十二あったので加藤洲十二橋と名付けられたという。
橋の名前が、偲ぶ橋、思い出橋、子育ての橋、十六夜橋、思案橋などとユニークであり、思い入れが感じられその由来を想像するのもまた楽しい。
途中に土産物やお団子を売っているお店もあり舟の上から買い物もできる。右下矢印
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またこの水路沿いの家にはそれぞれ船着き場があり、また昔は舟を持っている家も多かったという。ダウン
この水路が生活の根幹をなしていたというのも面白い。
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狭い水路を舟がすれ違う時の船頭同志の掛け合いも楽しい。ダウン
ただあやめ(今の季節は菖蒲だが)は少なく紫陽花なども咲いていた。
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菖蒲はまだ四分咲きとのことだが、水生公園の入り口に菖蒲の販売所があり、見事に咲いた菖蒲を見学して済ませる。ダウン
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