法峰寺の参道を出て歩いて行くと右手に箕郷小学校、ここから右折してしばらく歩き左折すると妙福寺に出る。
日蓮宗の寺院、山号は長中山。
箕輪城の裏鬼門に当たり、在原業平の後胤とされる長野業政を開山と仰ぎ長野氏の祈願所。
写真は本堂。ダウン
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境内に弁財天堂、馬頭尊像(1764)などもある。
堀部安兵衛築造の庭園もあるという。
写真は庫裡。ダウン
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26号線に戻って下田邸を目指して南に向かって歩いていると、地図には出ていない華蔵院があった。
極めて狭い境内に質素なお堂と石仏が並ぶのみ。ダウン
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さらに南下し箕郷支所前の信号を右折し、支所境内内にある下田邸の書院と庭園を訪ねた。
城主長野氏の重臣下田大善正勝の子孫が土着し、代官として居を構えた屋敷跡。右下矢印
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青翠園と名付けられた書院は桃山風様式を残す。
ただ管理人も無く、内部の見学はできなかった。
欄間の彫刻が見事とのことである。
写真は書院と裏庭。ダウン
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書院庭園は池の中に蓬莱島、亀島などを配した城郭式庭園。
あの有名な堀部安兵衛が作庭したというがまさに驚きである。ダウン
堀部安兵衛がまだ中山姓を名乗っていた頃、馬庭の剣客樋口十郎左衛門のもとに身を寄せて修行していた。
年に12回先生に従って箕輪の下田家に滞在し剣道を指南し、好む作庭をしていたという。
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庭園の写真をもう一枚。ダウン
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