425日、急に思い立って高崎市の箕郷地区の箕輪城址と寺社巡り、及び白岩観音を訪ねることを思い立って出かけてきた。
高崎駅からは箕郷行きのバスに揺られること30数分で箕郷本町バス停に到着。
さてどういう順序で廻ろうかと思案していたところにタクシーが来た。
とりあえずタクシーに乗って箕郷から離れている白岩観音を訪ねたあと、一番北端にある龍門寺で降りてから箕輪城址と寺社を歩きながら巡ることにする。
              
137号線の山道を20分ばかり走った道際に白岩観音長谷寺(ちょうこくじ)の境内がある。
道路に沿って境内が縦長になっているため、殺風景な佇まいにいささかがっかりする。
写真は入り口で、右に道路が走っている。ダウン
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仁王門は朱色。ダウン
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仁王門を入ると左手に不動明王像と石仏・石碑が並ぶ。ダウン
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門の先に鐘楼が建つが、右はすぐ道路である。ダウン
 
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さらに正面に本堂が建っている。ダウン
向拝が立派であり頭でっかちの建造物。
金峰山修験本宗の寺院、山号は白岩山。
坂東三十三観音十五番札所である。
しかしこの日境内で見かけたのは二組のみで閑散としていた。
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本尊の十一面観音は平安中期作。
写真は向拝の彫刻で鬼を真ん中に風神・雷神。ダウン
創建は不明だが、686年に役行者が開いたとも、勅願により徳進が創建したとも、また平安時代に行基が十一面観音を刻んだのが始まりとも伝わる。
いずれにしても箕輪城の戦火により全焼し、1580年に中興された。
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写真は向拝天井の天女図。ダウン
金網で一面覆われているので見辛い。
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さらに山門脇から高台に向かって参道があり、登って行くと白山神社が祀られていた。ダウン
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その参道脇に大山咋命が祀られていた。ダウン
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