大蓮寺前の弁天通のアーケード商店街を歩いて行くが、遥か先まで続いているが相変わらず人通りは少ない。
途中から斜め左に通りが続いており、そちらに入ってゆくと歓楽街(飲み屋街)となっている。
昼間であり閑散として人通りがほとんど無いが、夜は賑やかになるのであろうか。
上毛電気鉄道上毛線の起点である中央前橋駅を通り過ぎると静かな住宅地となる。
なお上毛線は前橋から桐生を結ぶ。
小川の流れる裏通りの小道に沿って東福寺、隆興寺、善行寺、正幸寺の広い境内が続いており、さながら寺町の様相を呈している。
東福寺の石柱門を通る坂は天狗坂。
東福寺は真言宗豊山派の寺院。
本堂の屋根は妙な形をしているが、鳥の意匠を取り入れているとのこと。
本堂前の鰐口は1406年銘がある。
続いて訪ねた隆興寺は山門を入ると真っ直ぐに参道が続いている。
その参道を左折した右手に鉄筋の本堂。
まるで教会のような本堂であり、別の建物かと見違う。
曹洞宗の寺院、山号は普門山。
幼稚園を併設している。
境内でひときわ目立つ多宝塔は1843年に先祖代々の供養のため建てられたが、平成１０年に建て替えられた。
高さは7,25mあり、上部に二体の聖観音像と経文の入った銅製の筒が収められているという。
境内には豊川稲荷が祀られている。
