閑話休題
昨日は急に思い立って高崎市の箕郷町周辺の城址・寺社巡りに日帰りで出かけてきた。
最近は群馬県の寺社・史跡に嵌っており、まだ数回は訪ねたいと思っている。
最後に高崎駅で時間があったので前回訪ねた大信寺徳川忠長の墓が未訪だったため訪ねてきた。ダウン
以前は墓が鎖で巻かれているなど特徴があったとのことだが、今は普通の墓となっていた。
詳しくは数日前の私のブログをご参照ください。
 
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龍海院山門前からまっすぐに続く道を東にと歩き、広い11号線に出て左折すると、大泉寺の境内に出る。
山門などは無く、本堂と庫裡などが建っている。ダウン
真宗大谷派の寺院、山号は阿弥陀山。
元和元年に厩橋城主二代酒井忠世の時、家臣本多忠久が出家し創建。
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表町一丁目交差点を渡って東国文化歴史街道を出て紅雲2丁目信号から右折してしばらく歩くと左手に二つの尖塔アーチを持つ立派な前橋カトリック教会が建っている。ダウン
現聖堂は昭和7年築の鉄筋コンクリート造りの三階建てのゴシック様式の建物であり、国登録有形文化財。
右の尖塔に「アンジェラスの鐘」がある。
昭和28年に進駐軍米軍将士と家族の信者による寄進である。
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内部のステンドグラスも美しい。ダウン
前橋にキリスト教が入ったのは慶長12(1607)にモレホン神父が厩橋を訪ねたのが最初とのこと。
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さらに大手町二丁目交差点から西に歩くと前橋城車橋門跡に出る。
ビルの谷間に隠れるようにして残された遺跡で、前橋城址として残るのはここと県庁北川の土塁しかない。
ここ車橋門は外曲輪から城内に至る門。
前橋藩主四代酒井忠清の代(16371681)に、それまでは二本の柱の上に横木を一本通した冠木門であったものを、櫓の二階を通って門の左右に渡れる渡櫓門に改築したとある。
石垣の高さは1m40cmほどで、四角錐に切られた間知石が二段に積まれている。右下矢印
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さらに西にと歩くと、ひときわ目立つ高層ビルは県庁である。ダウン
それにしても高崎市役所といいここ県庁といい、随分立派すぎる建物に唖然とさせられる。
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その高層ビルの右側にレンガ造りの元県庁(昭和館)の建物が見える。
昭和3年築であり国登録有形文化財。ダウン
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