随分と早足で市内の南から北にと駆け巡ったが、高崎駅に戻って「みどりの窓口」で「駅から観タクン」のチケット二時間5960円を購入。
この日の最後に近郊で是非共訪ねかった白衣大観音(ついでに清水寺)と達磨寺を訪ねることにした。
 
最初に訪ねたのは観音山の東腹にある清水寺(せいすいじ)
本来ならば518段の石段を登ってこなければならないのだが、この日はタクシーのため観音堂脇に到着する。
写真は石段と山門。ダウン
朱色の横長で楼門風。
アジサイ寺として名高く、石段の両側を中心に3000本の花が咲き乱れる。
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こり楼門は舞台になっており、ここからの景色も素晴らしかったとのことだが、今は樹木に遮られて眺望はできない。ダウン
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宗派は真言宗豊山派、山号は華蔵山。
808年に征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷征伐での兵士の健勝と武運長久を祈って京都清水寺から勧請して開基したと伝わる古刹。
また古くから養蚕の仏様として信仰を集めてきた。
写真は観音堂(大悲閣)で、千手観音を安置。ダウン
ちょうど桜が満開であり、この日は多くの人が訪れていた。
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観音堂の廻廊には椿斎芳輝の献額16枚が並びダウン、堂内には大絵馬と算額が架けられているという。
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さらに隣に田村堂が建っている。
開基坂上田村麻呂の像を安置している。ダウン
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また田村堂を覗くと沢山の武者像があるので驚いたが、これは1864年に下仁田で水戸天狗党と戦って戦死した高崎藩士36人の木像が安置されている。左下矢印
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