257号線を歩いていると城山公園館山市立博物館の案内板が眼に入る。
折角ここまで来たのだから訪ねてみることにする。
ところがこの城山の坂道がかなり急であり、また疲労もあり登るのに難儀をする。
博物館は一見すると立派な天守閣そのものである。ダウン
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城山の頂上に天守の姿を再現した博物館がある。ダウン
昭和57年に鉄筋コンクリート三層四階建てで建てられ、なかは市立館山博物館になっている。
里見義康・忠義の居城跡であり館山での里見家終焉の地でもある。
義康が若く急死したためその子忠義は10歳で家督を継いだ。
忠義は大久保忠隣の孫娘を室としたが忠隣の失脚により伯耆国倉吉(現在の鳥取県)に移封となり、子供がなく病死したため里見家はここで絶えてしまった。
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公園の一角に日本庭園と茶室が設えてあった。ダウン
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またこの頂上には浅間神社が祀られていた。ダウン
城山は関東富士見百景に選ばれた景勝の地であり、富士山に対する信仰が篤い。
1782年の本宮の明細書に「富士浅間社」として記載されており、祭神は木花佐久夜毘売命。
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標高60mの城山からは鏡ケ浦と呼ばれる館山湾、館山市街地が一望できる。右下矢印
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館山市街の景色をもう一枚。
上の写真のさらに左手であり、左端に館山航空基地が見える。左下矢印
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