先ほど通った上真倉の信号に一旦戻り、今度は西に向かって歩き宗真寺を目指す。
この辺りの道も判りにくくまた私自身も自信が無くなったので、たまたま出会った地元の方に親切に教えて頂く。
この辺りは城山に建つ館山城が見える。
四方が平坦な土地に急峻な山になっているのでどこからでもよく見える。
ようやく到着した宗真寺は周囲を生垣が取り囲んだ大寺である。
入り口からその雰囲気が漂う。
だが大寺にしては山門は無く、石柱門のみ。
真宗本派の寺院、山号は石川山。
館山市と周辺では唯一の浄土真宗の寺院。
房総は日蓮の生誕地であることから日蓮宗寺院が多い。
寛永9年(1632年)に釋門雪が開山。
芝生の境内に建つ本堂は慶応3年再建の堂々たる建物。
平成10年再建の鐘楼も新しいが立派。
写真は庫裡と境内。
本堂裏には慰霊堂、石塔などが並んでおり、春分の日前でもあり墓参客も結構多かった。