園部駅近くまで戻り徳雲寺を訪ねるが、この辺りはまだ田園風景が続いている。
その中にポツンと境内が広がっている。ダウン
園部藩主の歴代菩提寺であり、奥に見える白壁のお堂が廟所であろうか。
 
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曹洞宗の寺院、山号は塩田山。
1385年創建であり、末寺34ケ寺を数える。
写真は竜宮造りの唐門。ダウン
 
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門を入ると眼前にどんと、実際よりも大きく見える黒い屋根の本堂が現れる。ダウン
園部藩主の画像が現存しており、特に初代小出吉親の肖像画は狩野探幽筆とされる。
 
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写真はフクロウの手水鉢。ダウン
 
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本堂前の石畳の横に小石を三つ並べた奇妙な模様は何であろうか。左下矢印
 
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南丹市の寺社巡りの最後に生身(いきみ)天満宮に。
園部町は菅原道真公の領地だったことがあり、道真が大宰府に流された時に家来の武部源蔵が道真を祀ったことから生身(生前)と呼ばれ、日本一古い天満宮として名高い。
写真は入り口の石鳥居。ダウン
 
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石段の途中に立派な厳島神社が祀られている。ダウン
古くから当地の地主神として祭祀されてきた。
さらに石段の途中に国定・国光稲荷神社、大神宮と秋葉権現社(旧聖天堂1709年築)が祀られている。
 
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石段を登りきると社殿などが並ぶ。ダウン
本殿は1653年築の一間社流造で簡素な造り。
拝殿の周りに質素な回廊風な建物が取り巻き、ちょっと変わった雰囲気の天満宮である。
 
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写真は舞殿。ダウン
 
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これで南丹市の寺社巡りを終わり、園部駅から電車に乗って亀岡にと向かう。