猪田神社(いだじんじゃ)は猪田地区と下郡地区と二つある。
まず猪田地区の神社かに向かうがドライバーも道が判らず、途中で出会った農家の方に聞くと親切にも自分の車で先導して頂き、田畑の農道を走りようやく訪ね当てた。
写真は鳥居前から。
社殿は正面ではなく右に回ってから左に向かう。
延喜式内社。祭神は伊賀津別命ほか17神。
写真は社殿。
写真は拝殿内部。
本殿は1537年築の一間社流造檜皮葺で重文指定されている。
側面(写真では正面)の妻虹梁の下端に鬼面の彫刻がある。
びっしりと板塀が廻らされており、なかなか本殿がうまく撮れなかった。
他に磐座、天真名井、歌碑(西行と渡会家行)などがある。
天真名井の鳥居があったので入って行くが、行けども行けども山道を登るのみなので途中で諦める。
次に下郡地区にある猪田神社にと向かう。
写真は神橋から、のどかな田園風景を撮ったもの。
写真は鳥居と社殿。
やはり延喜式内社。
創建は784年。
写真は横長の拝殿。
祭神は猪田神、住吉三神ほか25柱。
猪田神は十一代垂仁天皇の皇子の孫であり、131年に伊賀国造に任じられた伊賀都別命である。
住吉三神は784年に勧請された。
拝殿内部。
本殿は一間社流造檜皮葺で1604年の再建。
丹塗りを基調に極彩色。
しかし本殿はさらにびっしりと板塀が廻らされており、その上足元が悪く写真が撮りにくく、やっと撮った写真も足元が不安定なこともあって完全にピンボケ。
見辛くてすみません。