新大仏寺の本堂の左には新大仏殿が建っており宝蔵庫になっている。
住職のご案内で内部の仏像を拝観する。
木彫如来像は高さ4,05mあり金箔が眩く、光背などもほぼ完璧に残っていた。
鎌倉時代は立像阿弥陀三尊だったが、1727年に坐像盧舎那仏に彫刻されたという。
住職さんが写真もどうぞ自由に撮ってくださいとの有難いお言葉を頂く。
また俊乗房重源上人像(重文)も並んで安置されていた。
写真は鎌倉時代作の僧形坐像(重文)。
さらに宝蔵庫の一階には、旧大仏の石造台座が収納されていた。
その大きさと台座の彫り物に圧倒される。これも重文指定。
台座の彫り物をアップ。
本堂の右手には大仏殿が建つ。
享保12年より五年かけて建立され、間口六間半、奥行八間半の大仏様式の建物。
内部には岩屋不動尊が祀られている。
住職さんのご案内もあり、また写真まで撮らせて頂き、今回の旅のスタートとして上々の滑り出しである。
心地良い余韻に浸りながら新大仏寺を後にする。
写真は大門前の風景。