如来寺山門前の道を西に行くと「うすくち龍野醤油資料館」がある。
建物は国登録文化財。ダウン
元はヒガシマル醤油の旧本社と仕込み蔵を改装したものとのこと。
龍野の町で醸造業が始まったのは16世紀末で酒造の町として知られるようになり、その後赤穂の塩を利用した淡口醤油で醤油の町として全国に知られるようになった。
 
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その真ん前の板塀に囲まれた小路の先に本行寺の山門が開いている。左下矢印
法華宗真門流の寺院、山号は遠寿山。
1352年の開創で、1528年に改宗したという。
本堂、鐘楼、庫裡などが建っている。
 
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本行寺前の細い路地を右折すると法雲寺、龍宝寺が向い合せにある。
法雲寺は真宗大谷派の寺院。
山門は閉まっているが、横の通用門から境内に入れる。ダウン
 
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写真は本堂。ダウン
 
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龍宝寺は真宗大谷派の寺院。
山門はあるが境内には塀がなく開放的。ダウン
 
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これで一応、本竜野駅からの見所はすべて回り終えたので、最後に古い商家が並ぶ下川原を歩く。
今年98歳になる義母が、竜野に行くなら羊羹を買ってきてほしいとの希望。
一番古い「吾妻堂」に入り羊羹を買い求める。
写真は商家の通り、左手前が「吾妻堂」。ダウン
 
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この季節に合わせて市内では雛飾りの展示をあちこちでやっていた。
写真は「吾妻堂」の雛飾り。ダウン
 
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この商家の並びの入り口に姫路信用金庫の店舗が建っていた。ダウン
レトロな造りで、周囲の商家に溶け込んでいる。
 
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ブラブラと本竜野駅まで歩き、姫路乗り換えで名谷駅に到着。
小京都の竜野を満喫し大満足の一日であった。
ただこの日は急ぎ足で、なおかつ石段を多く上り下りしたこともあり、いつになく疲労を感じた。
そのため前から一度入ろうかと思っていた名谷大丸近くの居酒屋に入って一息入れる。
隣に座られた私より三才年下の地元の方と意気投合し、いささか飲み過ぎて義母宅に帰還。