また先ほどの小川に架かる橋を渡って竜野公園にある観光売店「さくら路」に向かう。
その途中に武家屋敷と案内にはあるが、その面影はほとんどなくガッカリ。
「さくら路」で揖保ソーメンを食べ、その箸置きの赤トンボが気に入ったので買い求める。
写真は途中で見かけた風流な民家。
文学の小道と名付けられた緩やかな坂道を歩く。
「赤とんぼ歌碑」や三木露風の銅像などもある。
また途中に立派な忠魂碑が立っていた。
ようやく目指す龍野神社に到着。
境内は鶏籠山山麓にあり、参道の石段の幅も広くまた長い。
写真は石段の先に建つ神門。
祭神は脇坂家始祖の脇坂安治で1862年の創建と新しい。
賤ヶ岳七本槍の一人として名高い。
脇坂家の上屋敷の東隣に建立されたとのこと。
写真は拝殿。
写真は本殿。
社殿のすぐ左隣に城山八幡宮が祀られている。
他に野見宿祢神社、五島嶋稲荷、粟島、水天宮などがある。
その野見宿祢神社を目指して歩き始めたが、ここからは坂道が続いており、途中で何度も息を継ぎながら登って行くが、何度も途中であきらめかける。
ようやく見晴台に到着。
龍野市街が一望でき、疲れも吹っ飛ぶ。
ここからさらに石段を登って行く。
野見宿祢は相撲の元祖であり、そのため芸妓や力士の寄進した玉垣が並ぶ。
野見宿祢はまた殉死の代わりに埴輪を考案した人物でもある。
宿祢は大和国から故郷の出雲に帰る途中、この地で病死したと伝わる。
神社というより古墳の入り口のようであり、この扉から中には入れない。
周囲を回ってみたが、どこからも中には入れなかった。