先ほど渡って来た橋まで戻って、まっすぐに南下してゆくとまた商家が並んでいる。
さらにその先に白鷺山山麓に粒坐天照(いいぼにますあまてらす)神社という変わった名前の神社があった。
播磨三大社(伊和神社、海神社)の一つであり、創建は推古天皇の594年と伝わる古社である。
また平安時代は龍坐神社と言われた名神大社でありその後、樋山三社大権現、白山神社などに改称され、1879年に現在名となった。
通称は粒坐(りゅうざ)神社。
社名の粒(いいぼ)は揖保の地名の語源であるとされる。       
写真は入口の鳥居から境内。ダウン
 
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城壁のような石垣が組まれており、真ん中に58段の石段が続く。
正面に吹きっぱなしの神門が見える。ダウン
 
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石段を登って行くと割り拝殿のような絵馬殿があった。ダウン
 
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結構古い絵馬が所狭しと架けられていた。ダウン
 
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祭神は天照国照彦火明神で、天照大御神の太子である正哉勝勝速日天之忍穂耳命の御子であり、コメ作りの神であるという。
本殿は流造で1962年に再建。
写真は拝殿。ダウン
 
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社殿の左側に西五社と西二社、さらに厳島神社の摂社が並ぶ。ダウン
 
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社殿の右側に境内社菅原神社(写真の一番右)が祀られ別の参道石段がついている。
菅原神社には別に参道のための石段が設けられている。
さらに東三社、大神社が祀られている。ダウン
 
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良く見ると菅原神社の奥からまた石段が伸びており、その不規則な石段を上ると境内社瑜伽神社が祀られている。ダウン
 
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境内を出て、歩いて来た道を戻る途中の右手に煙突が見えたので回り道をして訪ねると、古い醤油倉が並んでいた。ダウン
竜野は播磨の小京都と言われるが、このような絵になる街並みをあちこちに見ることができる。
 
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