光禅寺から一旦、龍野橋を渡ったところに戻る。
写真は先ほど訪ねた光善寺に向かう横丁の風景。
続いて訪ねたのは一向宗徒に崇拝されて竜野御坊と呼ばれていた円光寺である。
がっしりとした山門と堂宇。
写真は山門の龍の彫刻。
浄土真宗大谷派の寺院。
播磨六坊の一つである。
播磨六坊とは蓮如が播磨の真宗布教のため六人の高弟を派遣し、それぞれが寺を起こしたことからそう呼ばれる。
写真は横長の本堂正面。
本堂を横から写した。
宮本武蔵ゆかりの寺として有名であり、「武蔵修練の地碑」が立っている。
武蔵が14歳から二年間この寺で鍛錬し、その後18歳の時に再び帰り、二刀流と円光流を合わせて「二天一流」を完成させたところであるとされる。
また修行しつつ弟子を指南し、当時の住持の多田半次郎頼祐に円明流の印可状を与えた。
写真は庫裡など境内。