10月は徳山に墓参のあと、福岡に二泊して熊本県山鹿市を訪ねる。
山鹿市の豊前街道を散策し、芝居小屋八千代座(重文)を訪ねダウン、温泉「さくら湯」に入浴する。
郊外にある古代の城である鞠智城にロマンを感じた。
福岡市内の唐人町周辺の寺社巡りも思い出に残る。
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続いて同じ10月に寺社探訪会のメンバーで信州上田に二泊三日の寺社巡り。
信州の鎌倉といわれる塩田平で大法寺(国宝三重塔ダウン)、安楽寺(国宝八角三重塔)、北向観音堂中禅寺(重文薬師堂)、幽玄な塩野神社前山寺(重文三重塔)、さらには生島足島神社と廻り堪能する。
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信濃国分寺(重文三重塔)から海野宿の街並みダウンにも感激した。
真田の郷は真田氏三代の故郷であり今もその息吹が強く感じられた。
上田市内も真田幸村の上田城、北国街道や立派な商店街も懐かしい。
寺社では大輪寺の堀と山門、芳泉寺の不思議な境内と共に、旧常田館製糸工場群も見応えがあった。
「鯉西」で食べた鮎、鯉の味も忘れ難い。
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11月は京都秋の特別拝観寺院巡りに三泊三日で出かけた。
八幡市石清水八幡宮を中心とした寺社群、松花堂庭園ダウンはもう一度訪ねたいと思う。
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同志社大学の重文校舎群上賀茂・下賀茂神社から建仁寺、さらには清浄光院、法然院、知恩院山門、東福寺山門、宇治の寺社などなど筆が尽きない。
特に宇治の興聖寺の特別拝観は嬉しかったダウン
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11月末には鎌倉で息子夫婦と孫で誕生会をする。
さらに12月は仙台在住の姪の結婚式に出席し、秋保温泉の「佐勘」に泊まる。
 
その間、東京23区の寺社探訪会は、私の手術や会員の体調不良などで実施したのは6回であった。
残念であるがこれもお互いの年齢を考えると致し方がないのかもしれない。
 
こうしてみると、今年2月から5月はじめにかけての病気療養で遠出は控えたのであるが、一年を通してみると例年にも勝る多くの思い出に残る寺社に巡り会い、また地方都市の古い町並みを数多く歩いたことにびっくりしている。
健康こそすべての根源であることを身に沁みて感じた一年でもあった。