5月は仙台に弟の病気見舞いのあと、一年半ごとに開催される従兄弟会伊勢志摩に三泊四日で出かける。
伊勢の門前町として栄えた松阪市は、松阪城を中心として豪商の街並みが残り、さらに継松寺、樹敬寺、来迎寺(本堂は重文)、龍泉寺など小ぶりながら記憶の残る寺院群が渾然と建っており印象深い。
写真は松阪城から御城番屋敷を望む。ダウン
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メインの伊勢神宮は式年遷宮直前であり見れないところもあったが、伊勢神宮とは切っても切れない関係の金剛證寺の池と庭園ダウン、本堂(重文)など私の好みの寺院であり感激する。
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鳥羽市の常安寺(九鬼家の菩提寺)を訪ね、また山道をかなり走った庫蔵寺は重文本堂も良いが趣ある石段も忘れがたい。ダウン
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また帰りに桑名市に途中下車し、七里の渡し、城跡の九華公園のほか、豪商諸戸家の住宅(重文建物)と庭園ダウンのその豪勢さに度胆を抜かれた。
二代目の六華園の洋館・和館(重文)、庭園まである。
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さらに名古屋で一泊して亀山市まで足を伸ばす。
古代より鈴鹿の関として栄えた関宿の宿場町の街並みの保存の良さには嬉しくて声もない。ダウン
地蔵院の本堂・愛染堂・鐘楼(重文)のほか壁にはめ込まれた仏像も良かった。
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6月には一人旅で飯田市に。
鬱蒼とした林の中の光前寺は境内全体が庭園になっている。
飯田市内の落ち着いた街並み、大雄寺の格式美、水の豊かな鶴ヶ嶺八幡も良かった。
天竜峡近くにある開善寺の山門(重文)と苔むした境内の趣は今なお瞼に焼き付いている。
写真は開善寺惣門前。ダウン
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