278 羽田神社
創建 鎌倉時代
祭神 須佐之男命、稲田姫命
住所 大田区本羽田3-9-12
羽田の氏神様として航空会社の崇敬が篤いとのこと。
鎌倉時代に羽田浦の水軍で領主だった行方与次郎が牛頭天王を祀ったのがはじまり。
一の鳥居、二の鳥居とある。
現在の社殿は昭和63年の再建。
社殿の右に境内社である鈴納稲荷、増田稲荷、日枝神社、羽田稲荷神社などが並ぶ。
鈴納稲荷は1785年の創建で昭和31年に現在地に遷座。
増田稲荷は徳川時代中期以降に増田市左衛門が開墾した土地の増田新田に祀られていたものを移築したという。
社殿の左奥には富士塚があるが明治初年に築造されたもので、頂上には浅間神社が祀られている。
その傍に夫婦擬宝珠が置かれていた。
三年前の東北大地震の際に、この石灯篭が倒壊し擬宝珠は参道上の内側に寄り添うように落下したことより、震災の復興を祈って名付け保存されている。