善法律寺から次の正法寺までの道程の遠かったこと遠かったこと。
よく女房殿が何も言わずに歩いて付いてきたものだと感心する。
 
正法寺は参道の入り口からして風格が感じられるが、境内にはあらかじめ決まった日以外には入れなかったのが残念。
帰ってから調べると正法寺は大変由緒ある寺院であり、堂宇も重文クラスが並んでおり、次回は是非開放日に訪ねたいものである。
写真は山門と参道。ダウン
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写真は参道に建つ地蔵堂。ダウン
文明年間(146986)築。
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浄土宗の寺院、山号は徳迎山。
創建は1191年で、八幡宮の社家志水氏の祖である高田忠国の開基であり、志水氏の菩提寺である。
さらに後奈良天皇の祈願所ともなった古刹。
また家康の側室お亀の方(尾張徳川家の祖義直の母)は志水氏の出であり朱印寺ともなった。
写真は重厚な唐門ダウン
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唐門、遠くに見える本堂大方丈と共に1630年築でいずれも重文指定。左下矢印
他に小方丈、書院、鐘楼、庭園などがあるという。
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写真は庫裏。ダウン
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安心院に立ち寄る。
浄土宗寺院という以外には不明。
写真は山門。ダウン
白塀に囲まれた境内は狭く、新しい本堂が建っていた。
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また近くにある八角堂正法寺の境外仏堂である。
入口は裏山に上る階段のようになっており、雑草が生い茂りかなり荒れ放題であった。ダウン
石碑は1977年に立てられた。
前方後円墳の西軍塚古墳円頂部に建っている。
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建保年間(121319)に建立されたが、その後1698年に再建されたのが現在のお堂である。
しかし八角堂は屋根が壊れて色褪せかなり荒れ放題になっているのが気になる。
隅切八角形と言われ、四角の四隅を切り取った八角形なっているダウン
傍の朱色の建物は休憩所かと思ったら地蔵堂だったところとのこと。
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