静かな小路をさらに東にと歩き、小川に架かる橋を渡ると目指す大輪寺である。
冠木門の奥に「三界万霊塔」が立っている。ダウン
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老杉の並ぶ参道の先に200年前に造られた中門がある。ダウン
真田昌幸が上田築城の時に夫人の寒松院の発願により、城の鬼門に当る当地に再建された。
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さらに水をたたえた小さな堀に架かる石橋の先に楼門が建っている。左下矢印
楼門からは左右に廻廊が繋がり、階上には十六羅漢が安置されている。
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本堂は1705年築で、屋根には六文銭の紋。ダウン
曹洞宗の寺院、山号は天照山。
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庫裏は長野善光寺から木材を払い下げたもので建てられているとか。
写真は座禅堂。ダウン
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真田昌幸夫人で幸村の生母である寒松院の墓を探すがなかなか見当たらない。
廻廊から出たところに墓地があり、その入り口には池があり、弁財天が祀られているのも珍しい。ダウン
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目指す寒松院の墓は、池の奥の小高い丘に向かって九十九折りの石段を登った一番奥にあった。
思っていたよりも簡素な墓である。ダウン
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