北国街道に面して科野(しなの)大神宮がある。
信濃国総社であり、上田城の鎮守でもあった。
写真は正面入り口。ダウン
広さは2142㎡あり、ケヤキ、スギ、ムロ、大イチョウなど大木30数本が茂る。
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社殿は1860年の再建。
祭神は大己貴命、事代主命。
創建は10代崇神天皇の御代という古社。
建五百建命を科野国(信濃国)の国造に任命し、上田に国府を置いて科野神社を創祀したのが始まりと伝わる。
写真は拝殿。ダウン     
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 写真は拝殿前面の彫刻。ダウン
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写真は本殿。ダウン
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子安社は1853年の勧請。ダウン
ご神木の槻の木は、枯れたのを惜しんで1692年に屋根を架けたというからかなり古く大事に守られてきた。
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城中稲荷社は小さいながらも拝殿、本殿を持つ。ダウン
慶安年間(164852)に創設。
六所明神社、駒形稲荷社は天正年間に移築された。
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北国街道が突き当ったところに信州大学繊維学部がある。
広く立派な構内、建物に正直言ってびっくりした。
前身の上田蚕糸専門学校は全国唯一の官立蚕糸専門学校であり、明治44年に開校された。
写真は入り口。ダウン
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お目当ては講堂であるが、この日は守衛さんもいないし、また講堂は堅く閉ざされていたので外観のみしか見れなかった。
昭和4年築の洋風木造二階建で、正面に切妻破風を二段に重ねて三角の張り出しを付けた珍しい建物で、登録有形文化財。ダウン
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