塩田平の寺院を代表する前山寺に到着する。
冠木門から欅や桜、松などの参道が150m続いている。
短い石段を登ると山門、小ぶりな薬医門で茅葺。
正面に重文指定の三重塔が建っている。
「未完成の完成の塔」として名高い。
二層と三層に欄干や窓が無く、二層には貫だけ四本あるが何も付けて無いが調和はとれている。
本堂は茅葺で向拝が独特な形である。
真言宗智山派の寺院、山号は獨股山。
1331年の開山。
写真は境内の明王堂、宝筐印塔。
庫裏は1816年建立され、平成14年に改修された。
この寺で有名なのは「くるみおはぎ」であるが、私は二度食べたこともあり、また今回の連れはいずれも辛党であるためパスする。
最後にもう一枚、境内と三重塔の写真。
