続いて安楽寺にと向かう。
長い参道と石段の先に山門が建っている。ダウン
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本堂は昔の茅葺屋根の形を残して美しい曲線を描いている。ダウン
曹洞宗の寺院、山号は崇福山、創建は不詳。
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本堂左手に受付があり、ここから入って三重塔、伝芳堂を拝観する。
樹木の間に池が広がり、紅葉の季節はさぞ美しいことだろう。
 
伝芳堂は小ぶりのお堂であるが、中には開山・木造樵谷惟山和尚像、二世・幼牛恵仁和尚像(いずれも重文)が安置されていた。
写真は伝芳堂前面のガラスに景色が写ってしまった。ダウン
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八角三重塔は極めて珍しく、日本に現存する唯一のものであり、国宝に指定されている。
一見すると四重塔に見えるが、初層の屋根は庇(ひさし)に相当する裳階(もこし)とのこと。
屋根の下の木組や相輪も美しい。
鎌倉時代末期(12771333)築とされ、唐様式で高さは18,75m
雨がかなり降ってきたので写真は見づらい。ダウン
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十六羅漢堂、経蔵もある。
経蔵は一切経を保管するために1784年に建てられた。
内部には回転式輪蔵がある。ダウン
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鐘楼は1769年築で、和様と禅宗様との折衷の袴腰。
写真は境内と鐘楼。ダウン
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少し離れた北向観音の参道近くに黒門がポツンと建っている。ダウン
1792年築。
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