お知らせ
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観光バスは山間部にと入り、本日のメインである大沼国定公園を目指す。
特異な形をした駒ケ岳と共に、噴火によって出来た大沼・小沼・じゅんさい沼の造り出す風景はリゾート地としてまた観光客にも人気が高い。
私も在任中はこの大沼が大好きで、仕事に悩んだ時は一人で、また休日には家族で良く訪れたものである。
またわれわれ家族しか知らない蕨の自生地を見つけて毎年取りに行ったことも今になっては良き思い出として残っている。
湖畔には島に架かった橋を中心に遊歩道がめぐらされており、その自然のままの風景には心を癒される。
遊覧船に乗るのは今回が実は始めてであり、大沼・小沼を30分で一周した。
遊覧船の船長・ガイド共に20代の男性であるのも時代の流れを感じさせられた。
西大島橋を渡って「千の風にのって」のモニュメントもある。
訳詩・作曲した荒井満氏が大沼の別荘で作ったという。
さらに観光バスは鹿部間歇泉にと向かう。
こんな海岸沿いに、こんな間歇泉があるとは全く知らなかった。
約10分毎に103度もあるお湯が15mも吹き上がるという見事なもの。
足湯もあり、のんびりと疲れをとる。
さらにバスは山道を登って城岱高原に。
ここの展望台からは、函館山を中心とした市内が一望でき、抜群の見晴らしの良さで知られる。
傍では放牧されている牛達がのんびりと牧草を食んでいた。
続いて昆布館に立ち寄る。
映像・展示コーナー・工場見学などいろいろあるが、観光客は広いおみやげコーナーに集中していた。
我々もお土産に買い求める。
最後に「はこだてワイン葡萄館」に立ち寄り、ワインの試飲。
この観光バスの旅は、函館に五年も住みながら初めて訪ねたところも多く、それなりに楽しい一日であった。