タクシーは御成塚通に出て延命寺にと向かうが、かなりの段差がある志村第三公園辺りで降ろされる。
少し脇道を入ったところに山門があったが判りづらかった。
             
176 延命寺
宗派   真言宗豊山派
山号   見次山 松樹院
創建   1524年
本尊   地蔵菩薩
住所   板橋区志村町1-21-12
 
木造山門への通路は、外から折れ曲がって入るため、山門前は狭いが端正な造り。右下矢印
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江戸期享保年間(1716~36年)には将軍家御膳所として鷹狩りの拠点となり、明治期には志村村役場であったという。
狭い境内ながら木造本堂を中心に枝垂れ桜、芝桜が花を添えた見事な植樹が施されている。ダウン
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区内で一番古い1252年の板碑など14基残っている。
また1647年の舟形光背を持つ庚申塔は「いぼとり蛸薬師」とも言われる。
また切支丹燈籠もある
写真は境内の石碑・石仏群。ダウン
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境内の写真をもう一枚。ダウン
鐘楼をバックに枝垂れ桜、芝桜が美しい。
境内に芝桜の咲く寺院は珍しい。
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177 常楽院
宗派   真言宗豊山派
山号   熊野山 法界寺
創建   正保・慶安年間(1644~51年)
本尊   不動明王
住所   板橋区前野町4-20-8
 
木造山門に続く塀をぐるりと廻らして、大寺の風格が漂う。
赤い幟が色を添えている。ダウン
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山門前は駐車場になっており、その塀に沿って石仏が並ぶ。ダウン
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手入れされた樹木の中、本堂が建つ。ダウン
草花、樹木が境内を覆い尽くし、雰囲気のある境内。
弥生後期の前野式土器が発掘されており「土器の寺」とも言われる。
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他に書院、鐘楼、牛頭天王祠堂などが建っている。
写真は境内の鐘楼付近。ダウン
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