小豆沢神社のすぐ隣に龍福寺の境内が見える。
１７４ 龍福寺
宗派 真言宗智山派
山号 薬王山 東光院
創建 室町時代末期
本尊 大日如来
住所 板橋区普小豆沢４－１６－５
木造山門の前はきれいに植樹されている。
山門の左側前には御手洗不動堂が建っている。
木造本堂は渡り廊下で薬師堂（薬師如来）にと繋がる。
境内は手入れされた樹木と芝生、鐘楼、お堂、石碑、石仏など。
写真右が本堂、左が薬師堂。
境内にはかって板碑は２４余基あったが、現在でも７基残る（１２５５年、１３０９年を含めて）。
季節には枝垂れ桜、シャクナゲが咲く美しい境内である。
再び志村坂上駅にと戻って行くが、ここら辺りから雷鳴が激しくなったため、雨が降る前に急いで廻ろうということになり、タクシーを拾って熊野神社、常楽院、延命寺、長徳寺、南蔵院を廻ることにした。
結果的にはこれが幸いして時間内に且つ雨にも遭わず、予定していたすべての寺院を廻ることができた。感謝、感謝。
１７５ 城山熊野神社（志村熊野神社）
祭神 伊邪那岐命、伊邪那美命、事解男命
創建 １０４２年 千葉自胤が勧請
住所 板橋区志村２－１６－２
参道入り口に元志村城の二ノ丸跡の石碑が立つ。
この城は１４５６年に千葉信胤が入城した折築城されたが、１５２４年に北条氏綱に攻められて落城した。
長い参道には樹木が整然と並んでおり、古社の風格が漂う
境内の樹木の面積は１９２０㎡に及ぶという。
鬱蒼とした境内であるが木造社殿は古墳上に建てられている。
狛犬は１８５５年銘。
源義家が父頼義と共に奥州追討の折、武運長久を祈願したという。
また社殿西側の叢林の中に空濠の跡がある。
写真の絵馬殿などのほか、幼稚園を併設している。
などのほか、幼稚園を併設している。内部には沢山の絵馬が奉納されていた。
末社として招魂社と八社を合祀（大山阿夫利、榛名、御嶽、天照皇太大神、八幡、桃花稲荷、溜下稲荷、石神社）している。
写真は神楽殿。
