坂道を下り、20号線に出て、本要寺を目指す。
この界隈には昔懐かしい古民家が多いが、ここは湯の山街道、姫路街道、明石道の分岐点に当り、往時は大変な賑わいであったという。
写真は古い民家。ダウン
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特に昔から金物で栄えた古い民家が今も残っている。
写真はのこぎりを模した看板を持ち、往時の金物問屋か。ダウン
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本要寺は秀吉の最後の本陣となったところで、別所長治の首検分が行われた場所。
日蓮宗の寺院、山号は吉祥山。
また秀吉が三木住民の税を免除した制札を納めた宝蔵と、制札を守って町を救った義民の碑も立っている。
写真は本要寺全景。
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さらに本町の西側に位置する晴龍寺、善福寺、光明寺を訪ねた。
 
晴龍寺は真宗本派の寺院、山号は信楽山。
山門前は風情あり。ダウン
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写真は本堂。
屋根には鬼瓦、蓮の花形瓦とのこと。ダウン
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善福寺は浄土宗の寺院。
山号は九品山上生院。
狭い参道の奥に山門があり本堂が建つのみ。ダウン
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光明寺も浄土宗の寺院で、山号は長安山常照院。
創建は不詳だが、開山上人は1601年寂。
本堂は二重屋根構造の優美な姿。ダウン
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六角観音堂は1684年築。ダウン
観世音菩薩像を三十三体安置。
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三木駅まで戻り、神戸電鉄に乗って緑が丘駅に下車。