祇園神社の石段下から斜めに走る道に入り、左折したところにある東福寺を訪ねる。
浄土宗の寺院。もとは上迦寺といった。
仁安年間(1166~69年)清盛の寄進により七堂伽藍が完備したが、1184年の源平合戦ですべて焼失した。
本堂の前に槇柏の大木。ダウン
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「人生終焉 安住の地」との板碑が立っていた。ダウン
ごもっとも、ごもっとも。
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さらに住宅の間の坂道を登ってゆくと山麓に素晴らしい堂宇が見えてきた。
臨済宗妙心寺派の祥福寺である。
しっかりとした石組の境内に石段が伸びる。ダウン
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写真は石段の横。ダウン
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山号は天門山。
1685年の創建。
全く予備知識なしに訪れたので、その佇まいの静謐さ、堂宇の大きさに感激する。
写真は書院と後ろに見えるのは多宝塔。ダウン
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ただ残念なことに「座禅中につき境内は入るべからず」とある。
雲水の修養道場として戒律が厳しいとのこと。
とりあえず石段から境内の写真を撮るのみ。ダウン
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写真は鐘楼と後方は庫裏。ダウン
また機会をみて再度尋ねてみたい寺院であった。
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門前には祥福寺の徳運庵がある。
ここで早朝座禅会を実施しているという。