須磨寺の参道を下がって行き、次に現光寺を訪ねる。ダウン
「源氏物語・須磨の巻」で光源氏が侘び住まいをしていた場所であると語り継がれ、通称源氏寺と言われている。
謡曲「須磨源氏」の舞台でもある。
しかし元は左大臣源高明卿ゆかりの地であったという。
源高明は時の権力者藤原氏によって969年に失脚させられて須磨に長く住んだために、「光源氏の住居跡」という伝説ができたのではとされる。
イメージ 1
 
真宗本派の寺院、山号は藩架山。
創建は1514年。
すべて阪神大震災で倒壊したが、8年がかりで再建された。
写真は本堂。ダウン
イメージ 2
 
芭蕉も1688年に当寺を訪れて境内の風月庵に宿を取っている。ダウン
イメージ 3
 
芭蕉の句碑が立っている。ダウン
「見渡せば 眺むれば 見れば 須磨の秋」 芭蕉
さらに子規の句碑もある。
「読みさして 月が出るなり 須磨の春」
イメージ 4
 
写真は境内。ダウン
イメージ 5