続いてメインの須磨寺を訪れたが、およそ7年ぶりに来たことになる。
須磨寺駅から長い門前町が続いており、この寺に対する人々の信仰の深さが覗える。
写真は参道から朱の龍華橋。ダウン
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仁王門は源頼政が再建、金剛力士像は運慶・快慶作と伝わる。ダウン
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真言宗須磨寺派の大本山、山号は上野山。
須磨寺は通称であり、正式名は福祥寺。
886年の創始。
本堂は1602年に豊臣秀頼が再建したものダウン
内陣の宮殿は1368年築で重文指定。
また護摩堂は1903年の再建。
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一ノ谷合戦のハイライトである熊谷次郎直実と平敦盛像が眼を惹く。
白砂の中に武者像が二騎。
源平の庭と呼ばれる。ダウン
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境内は広く七堂十二坊が建ち並ぶ。
写真は本堂左に建っている大師堂(右)と経木供養所(左)。
間にあるのが義経腰掛の松。ダウン
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境内には弁慶の鐘、敦盛首洗いの池、敦盛首塚ダウンなどの他、青葉の笛、出世稲荷などもある。
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三重塔は昭和59年築。
当寺開創1100年を記念して再建された。
季節外れの紅葉が見えるが、昨年11月中旬の写真のためご勘弁下さい。左下矢印
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中二階のような場所に大きな建物が二つ並んでおり、本坊と書院である。
写真は書院の入り口の見事な彫り物ダウン
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塔頭として正覚院(1938年築)、桜寿院、蓮生院(1934年築)、貞照寺がある。
入り口の橋の畔に塔頭正覚院がある。ダウン
本尊は愛染明王で、幸運を開き、愛嬌を授けるとされる。
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なお奥の院は前回来た時に尋ねているので、今回はパスする。