お知らせ
明日1日から京都に出かけますので、ブログは4日までお休みします。
7日からは栃木県大田原市の寺社巡りの旅を書く予定です。
お楽しみに。
訪ねた生蓮寺の境内は開放的で、塀などはなく石柱門があるのみ。
全体的に最近になって整備建築されたようである。
境内の左手には弁財天堂が建つ。
岩を組んだ高台に本堂、庫裏が建っている。
臨済宗永源寺派の寺院、山号は延命山。
1708年の中興再建。
本堂には弘法大師ゆかりの地蔵菩薩が安置され子安地蔵とも呼ばれ重文。
さらに八日市駅の裏手の延命公園の麓にある松尾神社に。
思っていたよりも素晴らしい神社であり嬉しくなる。
祭神は大山咋命、配神は市杵嶋姫命、猿田彦命。
1755年の勧請でこの辺りにあった専勝寺の鎮守であった。
拝殿は吹きっ放しで、1830年築。
少し離れて石垣の上に中門と本殿が建っている。
本殿は流造で1825年の再建。
面白いのは社殿左手の、石組を中心にした豪放な庭園である
桃山時代初期の作庭であり、武家屋敷の書院の庭園らしい。
1566年に足利義昭を迎えるため、守護の佐々木氏が造ったとの説もあるという。
すぐ隣に末社の玉水稲荷神社が祀られている。
沢山の朱の鳥居の先に社があり、また辺には神泉池の枯池。
他に摂社として金比羅宮、末社として末永稲荷、豊永稲荷などがある。
八日市駅北側の踏切を渡って東に歩いてゆくと大きな鳥居が見えてきた。
松尾神社の一ノ鳥居であり、往時はかなり長い参道であったことが覗える。
すぐ近くに西照寺があったので立ち寄る。
山門を入ると立派な本堂、鐘楼があった。
山号は遍応山。
近江牛専門店の「西川」があったので、長男の嫁に送ることにする。
写真は八日市駅舎。
この日の寺社巡りはこれにて終了し、近江鉄道で近江八幡に出て、東海道線米原駅で乗り換え新幹線にて帰京する。